どうしても参列できない葬儀には弔電を送ろう|葬儀Book

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2012年9月25日
どうしても参列できない葬儀には弔電を送ろう

電子メールがコミュニケーション手段として定着した現代でも、電報は冠婚葬祭に欠かせない大事なコミュニケーション手段として残されています。急な訃報で葬儀に駆けつけられそうにない時に送るべき弔電のマナーや贈り方について解説していきます。

都内在住のフリーライター。犬猫と仲良く暮らしてます。
  

葬儀に参列できなくても弔意を伝えるには弔電が一番

親しい友人や昔お世話になった人の葬儀には、最後のお別れとなる以上何としても駆けつけたいもの。しかし時間や距離の制限によってどうしても駆けつけることが出来ないことも…。
行きたくても行けない葬儀があるときは、弔電を送るのが一番です。

弔電とは

弔電は、どうしても参列することが出来ない葬儀がある場合に弔意を示す文章を記して送る電報です。
電報は電話が発明される以前からあった通信手段で、短点と長点を組み合わせて文字や文章を表現する電信の時代から広く使われていました。

電報の利点は、電話機を持っていない相手にも連絡が出来ることで、昔の映画では家族の病気を伝える手段として使われているシーンを良く見かけたものです。
携帯電話と電子メールが普及した現在では、個人への通信手段として活用されなくなっていますが弔電・祝電のような冠婚葬祭分野では、未だに現役で活躍しているのです。

弔電のメリットとは

どうしても葬儀に参列出来ない時に遺族にお悔やみの言葉を伝えるというのであれば、電話や電子メールでも十分に事足りる時代ですが、弔電を送る方が電話や電子メールよりも遺族にはありがたいものです。

弔電を送るメリットで大きいのは「形に残る」ということです。電話は録音でもしていない限り相手は繰り返し聞くことが出来ないし、電子メールは何かの拍子でデータが消えてしまう可能性があります。
弔電は専用台紙に印刷された状態で送られてくるので手元に残しておきやすいのです。

第二のメリットは、「申し込んだその日のうちに届く」ということです。電報の内容は送り先の最寄りにある電話局に伝えられて印刷されたのち、運送業者によって届けられます。
手紙を郵送する場合は現物を届けなければなりませんが、電報は内容と送り先を最寄りの電話局に届けさえすればただちに送ることが出来るのです。

第三のメリットは「献花代わりになる台紙を選べる」ということです。故人への献花は弔意を表す上で弔電と同じくらい大事ですが、遠隔地に住んでいると花の手配自体が難しくなってしまいます。
電報の台紙にはやや値段が張りますがプリザーブドフラワーがついているものがあるので、最大限の弔意を示すことが出来ます。

弔電の申し込み方・送り方

弔電などの電報は、電話からは市外局番なしの115番でNTTに申し込むことが出来ます。オペレーターの指示に従えば初めての人でも問題なく電報が送れます。

また、最近は電話よりもインターネットからの申し込みが増えてきています。ネット上からの申し込みは、内容の推敲や定型文の利用がしやすいのが特徴です。

郵便局で扱っているレタックスサービスを使えば直筆の弔電を送ることが出来ますが、レタックスの利点でもあった「電信為替による香典の送付」が出来なくなっているなど、サービス的は微妙な内容になっています。

弔電を送る際は、送り先は「(喪主)様」「(故人)様ご一同」というように喪主または遺族宛てにしましょう。

著者:坂下モド

都内在住のフリーライター。犬猫と仲良く暮らしてます。
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ペットを飼っている関係上、ペット関連の記事を多く執筆。現在ではジャンルを問わず、政治・経済なども